富士フイルムホールディングス株式会社(社長:助野 健児)は、「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」(主催:環境省)の環境サステナブル企業部門において、銅賞を受賞しました。
「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG(環境、社会、企業統治)の観点のうち、特に環境関連の重要な機会とリスクを評価し、それぞれへの対応を適切に経営戦略に取り込むことで、環境負荷低減を進めながら企業価値の向上に繋げている企業を表彰するものです。今回、当社が意欲的な長期目標を設定し、環境イニシアチブへの積極的な参加などを通じて、「事業を通じた社会課題の解決」と「事業プロセスにおける環境・社会への配慮」の両面から環境課題に真摯に取組んでいることや、重要な環境課題について指標を明確にして目標達成に向けて取り組み、着実に成果を出している実績が高く評価されました。
![[ロゴ]ESGファイナンス・アワード・ジャパン](https://asset.fujifilm.com/holdings/files/2021-03/baed2378662e3921fac64da288f7bd10/info_1061_01.jpg)
当社は、グローバル企業として持続可能な社会の実現に貢献するため、SDGs*1を始めとするさまざまな国際社会の要請を踏まえ、2030年度をターゲットとしたCSR計画「サステナブル バリュー プラン(Sustainable Value Plan)2030」を策定しています。SDGsなどが示す社会課題が中長期的に事業に与え得るリスクを認識し対応するとともに、それら社会課題の解決を新たな事業を創出する機会ととらえて事業戦略に反映させるなど、ESGに積極的に取り組んでいます。
富士フイルムホールディングスは、今後も、コーポレートスローガン「Value from Innovation」の下、ESGを経営の根幹に位置づけ、コーポレートガバナンスを経営上の重要な課題として強化するとともに、製品・サービス・技術開発などを通じて新たな価値を創出することで、社会課題の解決に貢献し、企業価値向上を図っていきます。
- *1 2015年9月に国連総会で採択された持続可能な開発目標。「誰一人取り残さない」をスローガンに、2030年までに国際社会が社会課題として取り組むべき17目標と169のターゲットを定めている。