ニュースリリース

2020年12月21日

富士フイルムグループ

コロナ禍での抗ウイルス剤「アビガン®錠」・アルコール消毒液の増産で経産省より感謝状を授与されました

富士フイルムホールディングス株式会社(社長:助野 健児)は、コロナ禍で積極的に推進した、抗ウイルス剤「アビガン®錠」(以下、「アビガン」)およびアルコール消毒液の増産において、当社グループ会社である富士フイルム富山化学株式会社、富士フイルム和光純薬株式会社および富士フイルムワコーケミカル株式会社が経産省より感謝状を授与されたことをお知らせいたします。

なお、「アビガン」は、現在、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)に係る効能・効果などを追加する製造販売承認事項一部変更承認申請を行っている薬剤です。

今回の感謝状は、コロナ禍で高まる医療物資の需要増に応えるために、迅速に増産を進め、国民生活の安定に大きく貢献した企業・団体に対して授与されるものです。本日、富士フイルム富山化学は、「アビガン」の増産で、富士フイルム和光純薬と富士フイルムワコーケミカルは、「アビガン」およびアルコール消毒液の増産で感謝状を授与されました。

1. 対象企業

富士フイルム富山化学 ・富士フイルム和光純薬 ・富士フイルムワコーケミカル

2. コロナ禍での取り組み

(1)「アビガン」の増産
日本政府は、2020年4月に、COVID-19の緊急経済対策の1つとして「アビガン」の備蓄量を200万人分まで拡大することを決定しました。日本政府の備蓄増のみならず、海外からの提供要請にも応えるため、富士フイルム富山化学が中心となり増産体制を整備。富士フイルム和光純薬や富士フイルムワコーケミカルにて医薬中間体や原薬の生産設備を増強するとともに、原料メーカーや各生産工程における協力会社など国内外の企業と連携して、「アビガン」の生産能力を拡大しました。
なお、当社グループ会社以外に、増産に協力いただいた14社も感謝状を授与されています。
(2)アルコール消毒液の増産
COVID-19の拡大に伴い、アルコール消毒液の需要が高まる中、富士フイルム和光純薬と富士フイルムワコーケミカルは、安定的な供給量確保の早期実現に向けて、アルコール消毒液の生産設備を増強しました。現在、富士フイルム和光純薬では除菌用エタノール、富士フイルムワコーケミカルでは消毒用エタノールを増産しています。

富士フイルムホールディングスは、グループの総力をあげてCOVID-19対策に引き続き取り組むことで、感染拡大の抑止や流行の終息に貢献していきます。

お問い合わせ

報道関係

富士フイルムホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

  • * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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