90th そしてその先の未来へ

'多様な人々が笑顔で集い、寝転んで上を見上げている様子'

富士フイルムグループパーパス

地球上の笑顔の回数を増やしていく。

わたしたちは、多様な「人・知恵・技術」の融合と独創的な発想のもと、 様々なステークホルダーと共にイノベーションを生み出し、世界をひとつずつ変えていきます。

90周年を機に、当社の社会における存在意義を示す富士フイルムグループの「パーパス」を制定しました。
世界中の人々の笑顔を見つめてきた富士フイルムグループは、これからも幅広い事業領域で人々に寄り添い、従業員一人ひとりが「アスピレーション(志)」を持って、このグループパーパスの実現を目指すことで、地球上の笑顔の回数を増やしていきます。

Message

イノベーティブな価値提供を通じて、地球上の笑顔の回数を増やしていきます。

'代表取締役社長・CEO 後藤 禎一'

富士フイルムグループは、2024年1月20日に創立90周年を迎えました。この長きにわたる歴史の中で、当社をご支援くださったすべてのステークホルダーの皆さまに心から感謝申し上げます。

当社は1934年、写真フィルムの国産化を使命に「富士写真フイルム株式会社」として創業し、独自技術を進化させながら、画期的な製品・サービスを世に送り出してきました。2000年を境に、デジタル化の進展によって写真フィルム市場が急速に縮小し、本業喪失という未曽有の危機に直面しましたが、私たちは写真文化を守り、育てることが使命であると改めて決意し、写真事業の変革を進めました。また同時に、ヘルスケアと高機能材料という新たな成長の柱を育て、幅広い事業をグローバルに展開する企業へと大きく業態転換しました。さまざまな難局を全社一丸で乗り越え「第二の創業」を推し進めてきた経験は、常に時代の先を読み社会の期待にいち早く応えるスピード感や機敏性を磨き、それらが現場の力となって富士フイルムグループの成長を支え続けています。

90周年の節目に当たり、よりよい未来を創るために富士フイルムグループが社会で果たしていくべき役割は何なのか社内で議論を重ね、この度「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」というグループパーパスを制定しました。来たる100周年もその先の未来においても、富士フイルムグループが社会にイノベーティブな価値を提供し続け、持続的に成長していくために、その原動力となるすべての従業員がアスピレーション(志)を持ってこのグループパーパスの実現を目指します。さまざまなステークホルダーの笑顔を創り出せる会社になることが我々の目指す未来像です。過去の学びを未来につなげ、富士フイルムグループの強みである技術力と多様な人材が持つ知恵を結集し、ヘルスケア、マテリアルズ、ビジネスイノベーション、イメージング、全ての事業を通じて社会課題の解決に貢献するとともに、人々に幸せな笑顔が何度も訪れるよう、これからも挑戦を続けてまいります。

代表取締役社長・CEO 後藤 禎一

富士フイルムグループ 創立90周年記念モデル

FUJIFILM X100VI Limited Edition

富士フイルムグループ 創立90周年記念コレクション

『フジフイルム・フォトコレクションII』

世界の20世紀写真「人を撮る」

「フジフイルム・フォトコレクションII」は、2014年に創設された「フジフイルム・フォトコレクション」に続き、 「写真文化を守る」という一貫した基本理念に基づいて収蔵された、富士フイルム株式会社が所蔵するオリジナルプリントのコレクションです。 20世紀の世界写真史に名を連ねる、著名な海外写真家たちの「人を撮った」名作、傑作を集めた53点の作品で構成されています。

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