富士フイルムは、1934年の創立以来、数々の日本発・世界初の製品・サービスを生み出し、世界トップレベルの多様な技術と技術系人材を培ってきました。2006年以降は、時代の大きな変化や厳しい競争をビジネスチャンスとしてとらえ、急速に市場が縮小した写真フィルム事業に代わる新たな事業の創出を目指し、体制を抜本的に見直し、グループが保有する多彩な技術・人材の横断的融合を促進することで、新たなイノベーション・技術と価値の創造に積極的に取り組んでいます。
富士フイルムビジネスイノベーションは、これまで培ってきた紙の情報を複写するビジネスに留まらず、お客さまの経営課題の解決に貢献するための研究開発を、お客さま視点で行っています。常に人を中心に考えた商品設計やサービス設計を心掛け、お客さまに対する新しい価値を追い求めています。そのための新しい取り組みや環境の構築にもチャレンジしています。
富士フイルムグループのデジタルトランスフォーメーション(DX)
富士フイルムグループは、「DXビジョン」を策定し、ビジョン実現に向けた全社で取り組む施策として、富士フイルムホールディングスの社長が実行責任を持つ「All-Fujifilm DX推進プログラム」を実行するなど、優れた製品・サービスを提供し、社会課題の解決に向けた挑戦を続けるために、DXに積極的に取り組んでいます。