新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、“消毒・除菌”など衛生管理に対する意識が高まる中、環境清拭材「Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)」シリーズ製品の需要が急増しています。Hydro Ag+は、富士フイルムが長年の銀の研究で培った独自技術を生かしたもので、高濃度アルコール除菌に加えて、高い抗菌性能が長期間持続することが大きな特長です。一般向けに数多くの除菌製品が販売されていますが、実はアルコール濃度が40%以下のものも多く、その除菌効果は限定的です。
Hydro Ag+は開発当初から「濃度60%以上」にこだわり、家庭で安全に使える最大限の除菌力を実現しました。製品は、スプレーやクロスのほかに抗菌液晶保護フィルムもあり、厳密な衛生管理が求められる病院や公共施設の液晶タッチパネルなどで効果を発揮しています。
また富士フイルムは、2017年より接触感染抑制のための活動を開始、2018年からは学校のテーブルや椅子、ドアノブなど、生徒たちが触れる身の回りのものをHydro Ag+技術を使用した除菌剤で1日1回ひと拭きする「いちにちひとふき除菌」活動を推進し、インフルエンザについて集団感染抑制の効果が実証されています。今後もHydro Ag+製品の提供や感染予防の大切さを伝える取り組みを通じて、社会の感染症リスク抑制に貢献していきます。
―― 富士フイルムの抗菌・抗ウイルスフィルム
多くの人が触れる公共施設のタッチパネルやスマートフォンのディスプレイ等では、抗菌・抗ウイルスフィルムの活用が進んでいます。
富士フイルムは、独自の抗菌技術「Hydro Ag+」により抗菌・抗ウイルス効果が長く持続する業務用の抗ウイルスフィルム「Hydro Ag+ Virus Plus」を発売。
タッチパネル等への貼付に加え、医療施設やコンビニ、タクシーでの飛沫防止パーティションとして用いることで、付着したウイルスの数を減少させ、日常生活における感染リスクの軽減が期待できます。