一般的なフェイスシールドに多く使用されるPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムは、呼気や熱気で曇りやすく、また透明度が低く視認性が悪いため、医療現場での長時間装着に際して課題がありました。
そこで、富士フイルムグループでは高い透明性を持つTAC(セルローストリアセテート)フィルムに独自の防曇加工を施した防曇フィルムを、医療機関向けのフェイスシールド用として加工メーカーに供給しています。
液晶ディスプレイ用材料で培った技術を活用し、今後も医療現場で役立つ付加価値の高い製品を提供していきます。