日常生活でのマスク着用が定着しつつある中、マスクをしていると表情が読み取りづらく、意思疎通が難しくなったと感じる人が増えています。新型コロナウイルス感染症に感染した患者さんが、全身を防護服で覆った医療従事者と接する際の不安は大きいと思われます。富士フイルムグループは「instax“チェキ”」でマスクを外した顔を撮影し、笑顔の顔写真をバッジとしてつける活動を提案しました。この取り組みは世界各地に広がり、患者さんと医療従事者のコミュニケーションに親しみと信頼を取り戻すことに貢献しています。
また日本でも、「instax“チェキ”」のフィルムを生産する富士フイルム神奈川事業場足柄サイトが地元である南足柄市や伊豆箱根鉄道大雄山線にこうした活動を紹介したところ、趣旨に賛同くださり、チェキフィルムの導入につながりました。今では市役所の全職員、道の駅従業員、駅員・乗務員が「instax“チェキ”」で撮影した笑顔の写真を身につけていただいています。