富士フイルム労働組合が社会貢献活動の一環として毎年中国に派遣している「緑の協力隊」は19年間継続しているシンボリックな活動です。
特に今回は次年度から活動地が変更になるため、長年継続してきた当該地への最終派遣であり、現地法人の緑化活動が10周年を迎える記念すべき「緑の協力隊」です。
19回目の2016年は、7月30日~8月3日の日程で、内モンゴル自治区ホルチン砂漠に赴き緑化活動を実施しました。
隊員には日本から富士フイルム労働組合員 12名、富士フイルム生協 1名、富士フイルムグループ労連加盟単組 3名、合計16名が参加しました。さらに、同じホルチン砂漠で緑化活動に取り組んでいる富士フイルムの中国現地法人である富士膠片(中国)投資有限公司の従業員25名も加わり、障子松の植林や過去隊が植林した松のメンテナンス作業、ポプラの剪定といった緑化作業に協働で取り組みました。
また、今年度は労働組合の活動が節目を迎えると共に、富士膠片(中国)投資有限公司の緑化活動が10周年記念の年となるため、宿泊ホテルにて合同セレモニーを開催し、植林地にお互いの活動を称える記念碑を設立しました。富士フイルム労働組合が海外活動としてスタートさせた本活動は、同国内の富士膠片(中国)投資有限公司に我々の想いを込めてしっかりとバトンタッチする事が出来たと考えています。
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障子松の植え方のレクチャー
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みんなで力を合わせてバケツリレー
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作業の合間のランチタイム
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記念セレモニースタート
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FF労組から横断幕を贈呈
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記念碑の除幕式
経理シェアード部
FF経理センター 固定資産会計グループ
田中 俊也
中国での活動が今年で最後と聞き、昨年に引き続き参加しました。
今回は現地スタッフとの会話の中で、今までの活動に対する感謝を伝えられることがとても多く、諸先輩方から引き継いだ本活動が現地に根付き、少しでも緑化に貢献できていることを実感しました。
5日間と短い時間でしたが、日常生活とは全く異なる環境で過ごし、とても刺激を受けました。
これからも様々な活動を通じて異文化に触れ、自分の価値観を広げていきたいです。
メディカルシステム開発センター
内視鏡開発
上田 佳弘
参加のきっかけは知人からの誘いでした。
実際、 参加してみたところ緑の協力隊の活動を通して、 異文化に触れ、 歴史を感じ、 現地の方々との交流、 現地の美味しい食事、 この体験は一般的な観光旅行とは違う多くの充実した時間を過ごせました。 また、 ボランティア活動からは達成感と学びが得られました。
このようなすばらしい活動は、 長年の活動を通して現地の方々と築いてきた信頻関係があるからだと思います。
開成支部 書記長
法月 祐太朗
中国派遣の節目ということで引率スタッフとして参加しました。
今回が初めての参加でしたが、諸先輩方が続けてきた活動の大切さを現地で感じることができました。
また、現地の方々との交流は、海外との交流が少ない自分にとって新鮮で、個人的にも貴重な経験となりました。
中国派遣は今回で最後となりますが、引き続き、社会貢献活動の重要性をより多くの方に体感してもらえるように活動を広めていきたいです。