富士フイルムホールディングス

CSR活動報告│働き方│【重点課題2】多様な人材の育成と活用

人材育成

(富士フイルムの活動)

多様な社員一人ひとりが最大限能力を発揮し、自分の強みを持ち、効率的な働き方で成果を出す

富士フイルムは、変化が激しい事業環境の中で、変化を恐れず勇気を持って挑戦し、コーポレートスローガン「Value from Innovation」の実現を目指しています。
そのために、多様な社員一人ひとりが個人の持つ能力を最大限発揮し、自分の強みを持ち、効率的な働き方で成果を出す企業風土を醸成しています。強みを伸ばし個性豊かな社員がぶつかり合うエネルギーでイノベーションを起こします。

[図]富士フイルムが目指す人材

富士フイルムが求める人材像のイメージ

富士フイルムでは、目指す人材として、6点を挙げています。

  1. グローバルに活躍できる
    富士フイルムの多岐に亘る事業は、グローバルに展開しています。そのグローバル市場で活躍するためには、語学の習得、相手の文化的背景を理解し、意見をきちんと聞き、そして自分の考えをはっきりと主張することが必要です。

  2. 高い専門力を発揮する
    プロフェッショナルグローバル市場に限らず、仕事をする上では、自分が関わる事業領域、機能領域、技術領域での専門軸を持ち、その専門力を磨き、高いレベルで発揮するプロフェッショナルな仕事のやり方を身につけることが重要です。

  3. オーナーシップを持つ
    一人ひとりが自分の仕事にオーナーシップを持ち、自分の守備範囲を狭めることなく主体的に行動することによって、大きな成果を生み出します。

  4. 素早く学び直す
    ICT技術の急速な発達とグローバル化の伸展など、これまで経験の無いスピードで企業環境が変化している中では、市場価値の高い自分の強みを身につけ、学び直しながら社会環境の変化に対応していくことが求められています。

  5. 変革のためのリーダーシップを発揮する
    グローバル化、多事業化が進む中、組織を率いて、大きな成果を上げる強いリーダーが必要です。(1)従来の延長線上でなく、さらなる変化を作り出しイノベーションを起こす。(2)多様な部下を育て、組織を前向きにモチベートする。これらを実践する変革のためのリーダーシップが求められています。

  6. 短い労働時間で高い成果を上げる
    これまでの働き方を見直し、社員一人ひとりが短い労働時間でより高い成果を生み出す働き方に変えて、生産性の高い組織を目指します。

ビジネスにおける人のあらゆるパフォーマンスはその人の持つ人間力の総和です。何事からも謙虚に学び、仕事を通しての経験が人間としての成長につながり、成長した自分がより価値のある仕事を成し遂げるというポジティブなスパイラルを実現することが求められています。

富士フイルムは人材育成を大変重視しています。具体的には社員一人ひとりが自己成長にむけて闘う気概をもち、市場価値の高い強みを身につけ、多様な個性を発揮できるプロフェッショナルとなること、そして、上司も部下の育成に真剣勝負で臨む風土の醸成を目指しています。新入社員からマネージャー層まで各々の役割強化を狙いとした研修を実施しています。例えば、入社3年目までの若手社員に対しては、何事からも謙虚に学ぶ姿勢をもち仕事に情熱エネルギーを発揮することなどを成長目標にして、行動目標を定め、先輩社員がしっかりフォローする育成を行っています。また、マネージャー層に対しては、より良い方向にむけて大きく根本的な変革を起こし、チーム力を高めながら課題をやり抜く力の強化を行っています。さらに、入社後の節目で強みを伸ばすキャリア支援の研修を行っているほか、リーダー育成を体系的/計画的に行っています。

また、富士フイルムでは、R&D、生産、販売マーケティング、スタッフそれぞれの組織・機能で働く上で必要な基盤スキルや技術・技能を身につけられる研修を展開しています。ビジネススキルやICT活用などそれぞれの現場で必要な専門力を、基礎から応用まで体系的に自ら学ぶことができるさまざまな研修プログラムです。OJTによる職場での指導とOFF-JTの研修をしっかりリンクさせ、業務能力の向上を図っています。

[図]人材の育成を支える教育

   

富士フイルムはグローバル市場でのビジネス拡大にあたり、「グローバルなスキルとマインドの計画的育成」、「グローバルに勝負できる力の創出」を基本に、グローバル人材育成のための取り組みを推進しています。日本人社員には海外赴任予定者向けの計画的な事前研修、実地で経験を積む海外派遣型研修など実践的研修を実施しています。また海外の現地法人社員向けには、幹部社員向け研修「FUJIFILM Global Leadership Seminar」に加え、『FUJIFILM WAY』を全世界の従業員に浸透させる研修を実施しています。

さらに、優秀な人材が国籍・性別などに関係なく、全社人材としてワールドワイドに最適配置・活用されるグロ―バルな人事を目指し、優秀人材を計画的に発掘・育成・登用するための仕組みの構築にも着手しています。北米・欧州・中国・アジアパシフィックの人事担当者を集めた会議を実施し、グローバルな視点での人材の把握・選抜・育成・人材プールに向けて、具体的な施策を展開中です。今後も、世界各国の社員が有機的なつながりを持ち、グローバル市場でのビジネス拡大に取り組んでいける基盤整備を進めていきます。

[図]グローバル人材育成のためにさまざまな実践的プログラムを展開