2030年度をゴールにしたCSR計画「Sustainable Value Plan 2030(SVP2030)」達成に向けた、事業会社共通の今年度の重点実施事項です。
重点課題 | 重点実施事項 |
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1. 気候変動への対応 | (1)富士フイルムグループ環境戦略「Green Value Climate Strategy」に基づく、事業分野別のCO2排出削減活動の推進 1) 事業における炭素効率性の向上 (2)富士フイルムグループ環境配慮認定製品「Green Value Products」の創出 1) 製品ライフサイクル全体のCO2排出削減 2) CO2排出削減に向けたサプライヤーとのコミュニケーションと協働 3) 社会・顧客におけるCO2排出削減への貢献 4) 省エネルギー・蓄エネルギー・創エネルギーに貢献する技術の開発 (3)CO2排出の少ない生産活動「Green Value Manufacturing」の推進 1) CO2排出を低減する生産プロセス開発、製造技術の導入 2) 再生可能エネルギーの導入 3) CO2排出を伴わない燃料の導入に向けた施策の具体化 |
2. 資源循環の促進 | (1)新規投入原材料の削減、資源を効率的に利用する製品ライフサイクルの設計 1)焼却処分・埋め立て処分量の削減および処理方法の変更 2) 環境負荷の低い原材料の活用拡大 3) 製品リユース・リファービッシュ・リサイクルの適用範囲拡大 4) 廃プラスチックの再資源化、製品・容器包装材料への再生プラスチックの導入推進 |
3. 生物多様性の保全 | (1)水ストレス地域における節水や水の循環利用の促進 (2)水資源保全活動の推進 (3)植物由来原材料の適正な調達 |
4. 製品・化学物質の安全確保 | (1)リスク管理優先物質の削減・代替化の推進 (2)環境負荷の削減および資源循環の促進に貢献する素材とプロセスの開発 (3)適正な化学物質管理を支える知見・仕組みのサプライチェーンへの普及 (4)社内規則に基づく製品安全の評価と監視 (5)製品・事業分野の拡大を支える法規制対応の仕組みの継続的改善 |
5. 健康経営の推進 事故・労働災害の未然防止 |
(1)社内規則に基づくバイオロジカルマテリアル取扱い管理のレベルアップ (2)重篤な労働災害の原因深掘りと未然防止対策の徹底 (3)火災・爆発の未然防止に向けた設備対応、作業手順書の整備、教育・訓練の実施 |
6. 情報開示・コミュニケーション | 法令や国際的に適用される指針に準拠した情報開示のための仕組み構築 |
7. 従業員教育 | (1)SVP2030重点課題を推進するための教育の実施 (2)環境安全・製品安全・労働安全に関する基礎的な教育の継続 |