
富士フイルムグループは、パリ協定で掲げられた「1.5℃目標」を必ず達成しなければならない国際社会の課題ととらえ、2021年12月にCO2排出削減目標を引き上げました。本目標は、2040年度末までに自社が使用するエネルギー起因のCO2排出量実質ゼロを目指すとともに、原材料調達から製造、輸送、使用、廃棄に至るまでの製品ライフサイクル全体において、2030年度末までにCO2排出量を50%削減(2019年度比)するものです。富士フイルムグループは本目標の達成に向け、環境負荷の少ない生産活動と優れた環境性能を持つ製品・サービスの創出・普及を両輪とした富士フイルムグループ環境戦略「GreenValue Climate Strategy」を策定し、活動を推進しています。
TCFDコンソーシアムに入会し、サステナビリティレポート2019よりTCFD提言に基づく分析と情報開示を進め、2023年にTCFDレポートを発行しました。

富士フイルムグループは、創業以来すべての事業活動が自然環境から恩恵を受け、また自然環境に影響を与えていることを認識し、環境や生物多様性の保全を重視しています。TNFDフォーラムへ参画し、TNFD Adoptersに登録した上で、2024年10月にTNFDフレームワークv1.0に準拠したTNFDレポート第1版を発行、2026年1月に第2版を発行しました。
今後も事業活動における自然関連課題への対応を着実に行い、リスク解消および機会創出を進めることで、持続的な成長を目指します。
評価対象:富士フイルム 神奈川事業場足柄サイト・富士宮事業場
- 0.1 富士フイルムグループとサステナビリティ
- 0.2 富士フイルムグループにおける生物多様性と水資源
- 0.3 生物多様性の保全に関する当社の主な取り組み
- 0.4 TNFD対応における戦略的方針
- 1.1 本レポートの対象と30by30への貢献
- 1.2 足柄・富士宮の自然
- 1.3 足柄・富士宮における自然関連情報の分析結果
- 1.4 足柄・富士宮の取り組みと今後の方針
- 2.1 足柄・富士宮における自然関連のリスク・機会の特定
- 2.1.1 足柄・富士宮における直接操業による依存・インパクトとリスクになり得る操業上の要因
- 2.1.2 足柄・富士宮のリスク・機会および今後の取り組み方針
- 2.1.3 足柄・富士宮で生産する製品のバリューチェーンと依存・インパクト
- 2.2 測定指標とターゲット
- 3.1 一般要件
- 3.2 ガバナンス
- 3.3 リスクとインパクトの管理
評価対象:ビジネスイノベーション事業