富士フイルムグループ健康保険組合(所在地:神奈川県小田原市、理事長:座間 康)は、富士フイルムグループ従業員向けの健康診断を実施する健診施設「富士フイルムグループ健康保険組合 富士フイルムメディテラスよこはま(以下、富士フイルムメディテラスよこはま)」(神奈川県横浜市西区みなとみらい)を2022年4月1日に開設します。
これまで富士フイルムグループ健康保険組合では、運営する富士フイルム健康管理センター(神奈川県南足柄市)や富士フイルム西麻布内視鏡クリニック(東京都港区)などで、富士フイルムグループ従業員の定期健康診断・がん検診を実施し、産業医による健康指導につなげて従業員の健康改善に取り組んできました。今回オープンする「富士フイルムメディテラスよこはま」には、富士フイルムグループの最新の内視鏡やマンモグラフィーなどの医療機器や、AI技術を活用した医療ITシステムなどを導入し、富士フイルムグループ従業員にさらなる高品質な健康診断サービスを提供します。
富士フイルムホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、従業員が心身ともにいきいきと働ける環境をつくることが企業の持続的な成長につながると考え、従業員の健康支援に積極的に取り組んでいます。また、従業員の健康維持増進は、企業理念・目指す姿(ビジョン)を実践するための基盤となる経営課題ととらえて、健康経営を力強く推進しています。
2019年9月に「富士フイルムグループ健康経営宣言」を制定し、社内の健康風土醸成を図るとともに、5つの重点領域(生活習慣病・がん・喫煙・メンタルヘルス・長時間労働)に対して、グループ共通の数値目標を設定するなど、富士フイルムグループ健康保険組合の支援を得て、従業員の健康推進施策を積極的に展開しています。2022年3月には、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄2022」に2年連続で選定されました。
今回、「富士フイルムメディテラスよこはま」の開設により、富士フイルムグループ従業員の健康づくりに向けた体制がさらに充実します。今後も、富士フイルムグループ健康保険組合と富士フイルムホールディングスは、グループ従業員のさらなる健康維持増進に取り組んでいきます。
「富士フイルムグループ健康保険組合 富士フイルムメディテラスよこはま」について
(1)所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい6-1
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 横浜みなとみらい事業所内
(2)特長
オフィスビルの一角ながら、天井高6mの開放的な空間に戸建建築に見立てた検査室をレイアウトしています。富士フイルムグループの最新医療機器や、AI技術を活用して内視鏡診断や胸部X線画像診断を支援する機能を活用できる医療ITシステムを導入。富士フイルムグループ従業員が、自身の健康を見つめなおすきっかけとなる、高品質な健康診断サービスを提供します。
(3)提供する健康診断サービスの概要
- ① 幅広いがん検査に対応
- 法定健康診断項目に加えて、腹部超音波による肝臓・膵臓・腎臓の検査、内視鏡による胃がんおよび大腸がん検診、デジタルマンモグラフィによる乳がん検診、婦人科健診など幅広い検査を一度に受診可能。また、今後CT、MRIの導入も予定しており、検査項目を拡充していきます。
- ② 専門医による質の高い診断
- すべての内視鏡検査室に最新の内視鏡装置を完備。熟練した内視鏡専門医が丁寧な検査を行います。胸部X線やマンモグラフィーなどの放射線検査においても、ITツールを活用した遠隔診断などを行い、専門医による質の高い診断を提供します。
- ③ 健康診断と産業保健の緊密な連携
- 富士フイルムグループでは、従業員一人ひとりの健康診断結果情報をデータベース化して経年で一元管理する環境整備を2016年から実施しています。これらのデータに基づいて医療スタッフによる健康改善指導を積極的に行うことで受診者の健康意識を高め行動変容を促します。