2022年10月6日

国際電気標準化会議(IEC)「トーマス・エジソン賞」受賞のお知らせ

富士フイルムホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、このたび、当社従業員である芝原嘉彦が、国際電気標準化会議※1(IEC)より「トーマス・エジソン賞」を受賞したことをお知らせします。

「トーマス・エジソン賞」は、IECに国際議長や国際幹事として参画し、専門委員会などの運営や国際規格の策定および促進において、顕著な成果・貢献が認められた個人を表彰するものです。2022年は、世界で4名が本賞を受賞しました。

芝原嘉彦は、1978年に富士写真フイルム(現富士フイルムホールディングス)に入社。写真用カラーフィルムの開発・商品化などを担当した後、国際標準化機構(ISO)で写真分野の国際規格を策定する技術委員会に1996年から参画し、同委員会の国内委員長を務めるなど写真の品質評価の国際標準化に携わりました。

IECでは、2007年より電子ディスプレイ分野の国際標準化業務に従事。写真分野で培った画像評価の知見を生かし、電子ディスプレイ分野の国際規格の策定に貢献しました。2012年に本分野における技術委員会の国際幹事に就任し、現在に至っています。今回の受賞は、国際幹事としての長年にわたる委員会運営への貢献や、各国との折衝力が評価されたものです。

  • ※1 電気および電子技術分野の国際規格の策定を行う国際標準化機関。