富士フイルムホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄」に3年連続で選ばれました。また、経済産業省と日本健康会議※1より、優良な健康経営®※2を実践している法人として「健康経営優良法人ホワイト500」に7年連続で認定されました。
「健康経営銘柄」は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に健康経営に取り組む上場企業の中から、特に優れた取り組みを実践している企業を選定するものです。また、「健康経営優良法人ホワイト500」は、上場企業に限らず大規模法人のうち優良な健康経営を実践している上位法人500社を認定するものです。
富士フイルムホールディングスは、従業員が個々の能力を高めると同時に、心身ともにいきいきと働ける環境をつくることが、企業の持続的な成長と企業価値向上につながると考え、従業員の育成、教育、健康維持増進に積極的に投資しています。中でも従業員の健康維持増進は、企業理念・目指す姿(ビジョン)を実践するための基盤となる経営課題です。これに対して当社は、生活習慣病・がん・喫煙・メンタルヘルス・長時間労働の5つを重点領域として設定し、従業員自身の健康に対する意識向上を図るための教育や従業員の健康増進を後押しする施策を積極的に展開しています。
富士フイルムグループは、社会に新たな価値を創造するリーディングカンパニーであり続けるために、従業員が心身ともにいきいきと働ける健康づくりを積極的に推進すること、そして「100年を生きる時代」の社会の人々に、生きる力、生きる楽しさを提供していくことを宣言します。
- 従業員が健康的な生活習慣を身につけ、生活習慣病などの予防につなげるため、「富士フイルムグループ 7つの健康行動※3」を2020年7月に設定。1日あたり6時間以上の睡眠や30分以上の歩行など、健康につながるアクション項目を定め、従業員の実践率を定期的に確認しています。
- チームを組んで平均歩数を競うウォーキングイベント「みんなで歩活」を2016年度から年2回実施。会社対抗で平均歩数を競う「歩活甲子園」では、2022年度に国内グループ会社33社が参加。競い合いながら楽しく健康に取り組める施策を展開しています。
- がん検診に対する従業員の理解を深め、受診を促進するため、2022年度は国内グループ会社全従業員向けに、胃・大腸内視鏡検診をテーマとした専門医監修のeラーニングを実施。また、産業医による乳がん検診の動画を配信しました。
- 2022年4月、新たに富士フイルムグループ従業員向けの健診施設「富士フイルムグループ健康保険組合 富士フイルムメディテラスよこはま」(神奈川県横浜市西区みなとみらい)を開設。富士フイルムのメディカルシステム事業が提供する、最新の内視鏡やマンモグラフィなどの医療機器や、AI技術を活用した医療ITシステムなどを導入し、富士フイルムグループ従業員に高品質な健康診断を提供しています。
- 2020年4月に就業時間内禁煙を就業規則化。同10月には会社敷地内喫煙所をすべて閉鎖。
- 健康保険組合と連携し、2018年度からオンライン禁煙プログラムを展開。2020年度からは禁煙パッチ・禁煙ガムの無償配布を実施し、従業員の禁煙達成をサポートしています。
富士フイルムグループは、2030年度をターゲットとしたCSR計画「サステナブル バリュープラン2030(SVP2030)」の下、事業活動を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。「SVP2030」の重点分野の一つとして定める「健康」分野では、内視鏡システム、超音波診断装置、デジタルマンモグラフィ、CT、MRIといった診断用の医療機器製品を提供することで、疾病の早期発見に取り組む医師をサポートし、人々の健康維持増進に貢献しています。今後も、事業を通じた社会課題の解決に取り組むとともに、従業員の健康維持増進への取り組みを加速させることで、健康長寿社会の実現に貢献していきます。
先進・独自の技術をもって、最高品質の商品やサービスを提供する事により、社会の文化・科学・技術・産業の発展、健康増進、環境保持に貢献し、人々の生活の質のさらなる向上に寄与する
オープン、フェア、クリアな企業風土と先進・独自の技術の下、勇気ある挑戦により、新たな商品を開発し、新たな価値を創造するリーディングカンパニーであり続ける
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