富士フイルムホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、厚生労働省が後援する日本の人事部「HRアワード2023」(主催:「HRアワード」運営委員会)の企業人事部門で、最高位となる最優秀賞を受賞しました。本受賞は、富士フイルムグループ独自の自己成長支援プログラム「+STORY(プラストーリー)」の取り組みが高く評価されたものです。
富士フイルムグループでは、オープン、フェア、クリアな企業風土のもと、従業員と組織それぞれの成長がスパイラルアップし、従業員エンゲージメントが向上することを目指しています。それに向けた取り組みの一つとして、従業員の主体的な挑戦を促す自己成長支援プログラム「+STORY」を2020年から開始しました。従業員一人ひとりが変化を成長のチャンスととらえ、積み重ねていく経験を糧にして次の成長を描くことを+STORYと呼び、自身の今後の+STORYに対する主体的な取り組みを支援するとともに、上司が寄り添って部下の挑戦意欲を醸成します。そして、一人ひとりが個性や能力を最大限発揮しながらエンゲージメントの高い組織をつくることを目指しています。
自己成長支援プログラム「+STORY」では、上司と部下が互いの+STORYや価値観を共有する「+STORY対話」、主体的な学びを支援する「+STORYアカデミー」、多様な従業員が自分の+STORYを富士フイルムグループの従業員に語る「+STORY LIVE」などの施策を展開。これらの施策は、「主体者になる」「本質を捉える」「挑戦・実行し、結果を得る」「経験を振り返る」「自分を磨くために能動的に学ぶ」という5つのステージを「+STORY挑戦サイクル」として回し、従業員の挑戦を促しています。
「+STORY挑戦サイクル」の図
「+STORY」の主な施策
- 「+STORY対話」:過去1年間の経験を通して得た喜びや悔しさ、人との出会いなどの振り返りをもとにした上司との対話。お互いの考えや価値観、状況などを、1対1でオープンに話し合い、お互いの「人となり」を知ることで、信頼関係を醸成します。今年実施した満足度調査では、約90%の従業員から本施策に対する肯定的な回答を得ています。
- 「+STORYアカデミー」:従業員の主体的な学びを支援・促進するプラットフォーム。専用サイトでビジネススキル、語学、プログラミングなど2,000を超える多様な講座の中から受講し、学習の経過や実績を管理できます。
- 「+STORY LIVE」:多様なバックグラウンドを持つ従業員が登壇する月1回のオンラインライブ。これまで一人ひとりが紡いできた+STORYを聞き、自分の+STORYを描く上で新たな気づきを得ることを目的としています。また、従業員の+STORYを共有することで、企業文化の継承や発展にも繋がっています。これまでの総視聴人数は約18,000名です。
富士フイルムグループは、今後も従業員の成長を後押しし、人材育成を推進していくことで、社会に価値ある革新的な技術・製品・サービスを生み出し続けていきます。
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