ニュースリリース

2023年12月14日

富士フイルムホールディングスの2030年度温室効果ガス排出削減目標が「Science Based Targetsイニシアチブ」の「1.5℃目標」に認定

富士フイルムホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、2030年度の温室効果ガス(GHG)排出削減目標が、「Science Based Targets (SBT)イニシアチブ」※1より、パリ協定の「1.5℃目標」※2を達成するための科学的根拠に基づいた目標として認定されたことをお知らせします。

当社は、「事業活動を通じた社会課題の解決」と「事業プロセスおける環境や社会への配慮」の両面からなるCSR計画「Sustainable Value Plan 2030(SVP2030)」を2017年に策定しました。「SVP2030」の重点課題の一つである「気候変動への対応」では、2021年にGHG排出削減目標を上方修正。新たに設定した目標が「SBTイニシアチブ」より認定されました。

富士フイルムホールディングスの2030年度のGHG排出削減目標

  • 自社の製品ライフサイクル全体※3でのGHG排出を50%削減(2019年度比)
  • 自社が使用するエネルギー起因※4のGHG排出を50%削減(2019年度比)

当社は、「SVP2030」の目標達成に向けた環境戦略「Green Value Climate Strategy」の下、「環境負荷の少ない生産活動」と「優れた環境性能を持つ製品・サービスの創出・普及」を推進し、GHG排出削減に取り組んでいきます。

認定ロゴ

  • ※1 CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)による国際的な共同イニシアチブ。科学的根拠に基づいてGHG排出削減目標の検証や削減施策のベストプラクティスを推進している。
  • ※2 パリ協定で定められた、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べ1.5度に抑えるという目標。
  • ※3 原材料の「調達」、製品の「製造」「輸送」「使用」「廃棄」。具体的には、スコープ1(自社からの直接排出)+2(他社から供給された電気・蒸気の使用に伴う間接排出)に加えて、購入した製品・サービス、スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー活動、輸送・配送(上流)、販売した製品の使用、販売した製品の廃棄による排出。
  • ※4 製品の製造段階における自社からの直接排出(スコープ1)と他社から供給された電気・蒸気の使用に伴う間接排出(スコープ2)の合計。

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報道関係

富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

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