富士フイルムホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、ドイツ・エッセンを拠点とする「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」主催の「レッドドット・デザイン賞2024(Red Dot Design Award 2024)」ブランズ&コミュニケーションデザイン部門(Brands & Communication Design)において、3つの製品・サービスなどが「レッドドット・デザイン賞2024」を受賞したことをお知らせします。今回の受賞対象は、instax™“チェキ”シリーズの“手のひらサイズカメラ”「instax Pal™(インスタックス パル)」*1の専用アプリや製品パッケージ、コーポレートカラーのFujifilmアドバンストグリーンを活用したグリーングラデーションラインと余白を生かしたシンプルなデザインの策定などブランディングビジュアル活動(Visual identity)です。
「レッドドット・デザイン賞」は、1955年に設立された国際的なデザイン賞で、ドイツの「iFデザイン賞(iF design award)」、アメリカの「IDEA賞(International Design Excellence Award)」と並び、世界三大デザイン賞のひとつに数えられる権威ある賞です。「レッドドット・デザイン賞」はプロダクトデザイン、ブランズ&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3部門で構成されています。ブランズ&コミュニケーションデザイン部門は、ブランディング、広告、パッケージ、ユーザーインターフェース(UI)、ユーザーエクスペリエンス(UX)といったカテゴリーで優れたデザインに対して授与されます。
今年4月に発表された「レッドドット・デザイン賞2024」プロダクトデザイン部門では、「instax Pal™」をはじめとしたinstax™“チェキ”シリーズ、ミラーレスデジタルカメラ「X/GFXシリーズ」、医療機器など当社16製品が受賞。さらに、今回のブランズ&コミュニケーションデザイン部門を含めると、計19の当社製品・サービスなどが受賞に至りました。なかでも、「instax Pal™」は、プロダクトデザイン(対象:製品)・ユーザーインタフェースデザイン(同:専用アプリ)・パッケージのグラフィックデザイン(同:製品パッケージ)で高評価を獲得。当社では、1つのアイテムが複数のデザイン観点から高く評価され3つのデザイン分野(プロダクトデザイン部門、ブランズ&コミュニケーション部門のユーザーインターフェースとパッケージ)での受賞に至ったのは、「instax Pal™」が初めてです。
当社は、あらゆる製品・サービスの開発において、機能や性能を追求するとともに、その優れた機能や性能を最大限に生かすデザイン開発に取り組んでいます。今後も、外観デザインの美しさに留まらず、それぞれの製品・サービスの機能を際立たせるデザインの実現により、製品の新たな価値創出を目指していきます。
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コーポレートコミュニケーション部 広報グループ