当社は、写真フィルムなど、さまざまな製品の開発・製造で培った高度な生産技術、解析技術、エンジニアリング技術などの強みを生かして、バイオ医薬品の生産プロセス開発および製造を受託するバイオCDMO事業や、iPS細胞や培地といった創薬支援材料などを提供するライフサイエンス事業などを展開しています。
バイオテクノロジーから生み出されるバイオ医薬品は、低分子医薬品に比べて副作用が少なく、低分子医薬品では改善できなかった多くの病気に対して高い治療効果が証明されており、更なる需要拡大が見込まれています。一方、その製造には高度な生産技術と設備が必要とされ、製薬企業がCDMO*1にプロセス開発や製造を委託するケースが増えています。
当社グループは業界トップレベルの培養・生産技術を有しており、生産プロセス開発や、原薬から製剤・包装までをワンストップで行うバイオ医薬品の製造受託を行っています。

バイオ医薬品の開発・製造受託会社FUJIFILM Diosynth Biotechnologiesのデンマーク拠点の様子
- *1 Contract Development & Manufacturing Organizationの略。薬剤開発初期の細胞株開発から生産プロセス開発、安定性試験、治験薬の開発・製造、市販薬の製造までの幅広いサービスを製薬企業などに提供する。

細胞培養に必要不可欠な培地
当社のライフサイエンス事業においては、バイオ医薬品の研究開発や製造に取り組む製薬企業などを支援すべく、iPS細胞を中心とした「細胞」、細胞の生育・増殖のための栄養分を含んだ「培地」、性能や品質を検証する「試薬」などを提供しています。また、グループ会社であるFUJIFILM Cellular Dynamics, Inc.ではiPS細胞を活用した細胞治療薬の開発・製造受託も展開しています。