富士フイルムホールディングス

CSR活動報告│健康

【重点課題5】健康経営の推進

【特集】 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への取り組み

富士フイルムグループは、企業理念に「健康増進に貢献し、人々の生活の質のさらなる向上に寄与する」ことを掲げています。この理念を実現するための、2030年をターゲットとした中長期CSR計画(Sustainable Value Plan2030・グループが持続的に発展していくための経営の根幹をなす計画)では、重点課題の一つが「健康」であり、ヘルスケア事業を通じて「健康的な社会をつくる」ことに取り組んでいます。
そして、企業理念、目指す姿(ビジョン)を実践するための基盤となる、従業員の健康維持増進を重要な経営課題として捉え、2019年には「富士フイルムグループ健康経営宣言」を制定しました。グループ全体の従業員の健康増進に対する取り組みを加速させており、社会、会社、事業が共に成長していくことを目指して、健康長寿社会の実現に貢献していきます。

従業員の健康に関して、2022年度までの数値目標を設け、取り組みと評価のPDCAを回すことにより、健康レベルの向上に取り組み、成果を社会に発信していきます。さらに日本国内のみならず、グローバルに健康経営®を推進し、グッドプラクティスを横展開することで、グループ全体の健康意識の底上げを図っていきます。

富士フイルムグループ健康経営戦略MAP
[図]富士フイルムグループ健康経営戦略MAP
  • 2019年、グループ共通のKPI設定とともに、グループ各社で健康経営責任者、健康経営推進責任者、担当者が任命されました。重点5領域におけるグループ共通の数値目標を目指して、グループ一体となった取り組みがスタートしました。
  • 社内のイントラネットに健康経営のポータルサイトを設置したほか、グループ報にて健康経営特集のシリーズ*1を開始、またポスター掲示で社員の啓発を図りました。
  • 2020年2月から、富士フイルム、富士フイルムビジネスイノベーションの全役員・関係会社社長が自らの健康宣言を社内のイントラネットで公開し、経営トップが健康経営をリーディングする富士フイルムグループ全社活動であることを示しています。
  • 富士フイルムグループ国内全従業員(約44,000名)が産業医監修による健康eラーニングを受講しました。委託会社や構内協力会社への展開も実施しています。
    • 2019年度:健康経営宣言、がんや生活習慣病の基礎知識
    • 2020年度:新型コロナウイルス感染症、睡眠と健康
    • 2021年度:コロナ禍によるメンタルヘルスケア
  • 健康経営の従業員の理解度と実践度をはかるために、2019年度から「健康増進への取り組み」を人事評価項目に加え、上司と部下が「健康で意欲高く働くこと」についてコミュニケーションをとる場を設けています。上司・部下ともに「健康経営を理解して、健康への取り組みが十分にできている」と評価する割合が100%(2021年度89.9%)となるように会社がサポートしていきます。
  • 従業員のヘルスリテラシーを向上させるため、医療スタッフ(産業医・保健師・看護師)や、専門医によるセミナー*2・健康コラム*3を、国内グループ全従業員に配信しました。
  • *1 2019秋:健康経営制定、2020冬:大腸がん、2020春:禁煙、2020夏:卒煙者紹介、2020秋:7つの健康行動、2021冬:睡眠、2021春:適切な体重管理
  • *2 2019年度:大腸がん、2020年度:乳がん、2021年度:休肝日、口腔衛生、内視鏡検査
  • *3 2021年度:コロナ禍のメンタルケア、2022年度:ウォーキング、熱中症対策

社内に掲示されたポスター

重点領域 KPI 中期目標
2022 年度
実績
2019 年度
実績
2020 年度
実績
2021 年度
生活習慣病対策 BMI25 以上
(比率)
21% 25.9% 27.0% 26.9%
HbA1C6.0 以上
(比率)
6% 7.7% 7.8% 7.7%
喫煙対策 喫煙率 12% 22.6% 20.8% 19.6%
がん対策

100% 98.6% 98.9% 99.4%
100% 78.5% 84.7% 81.9%
内)内視鏡率 90%+ 56.6% 60.7% 59.9%
大腸 100% 82.0% 91.5% 88.8%
90%+ 72.5% 79.7% 77.5%
子宮 90%+ 59.2% 66.9% 65.9%

対象:富士フイルムグループ国内従業員
(胃・大腸がん検診受診率は40歳以上)

生活習慣病対策

がん対策

喫煙対策

メンタルヘルス対策

長時間労働対策

その他の活動

  • 健康通信簿の展開
  • 女性の健康課題への対応
[写真]グループ会社の工場を視察し、指導する米国地域統括本社の担当者

グループ会社の工場を視察し、指導する米国地域統括本社の担当者

富士フイルムには、グループで国内、海外合わせて約80カ所の生産拠点があり、それぞれの事業に合わせた労働安全衛生活動を進めています。さらに各拠点の良いところを学び、改善するために、相互の情報共有も始めました。日本では、グループ各社の労働安全担当が定期的に集まり、各工場の安全パトロールを行うとともに、重点課題を議論しています。またアメリカでは、地域本社の環境労働安全衛生担当が同国内工場の安全パトロールに赴き、改善点の水平展開を行っています。今後は、労働安全衛生における工場間の連携を強化する場を設けるとともに、富士フイルムビジネスイノベーションにもこの活動を広げていく予定です。

[画像]健康経営銘柄2022

富士フイルムホールディングス株式会社は2022年3月に「健康経営銘柄2022」に選定されました。(2年連続)

健康経営銘柄は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、東京証券取引の上場企業の中から、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」を積極的に進めている企業を選定するものとして、2015年から開始されています。
富士フイルムグループでは、2019年健康経営宣言制定後、重点領域(生活習慣病、喫煙、がん、メンタルヘルス、長時間労働)を中心に施策を展開し、健康的な生活習慣の実践をグループ全体で推進するために「7つの健康行動」を設定し、従業員の健康水準の向上に積極的に支援しています。

富士フイルムグループ25社が「健康経営優良法人2022」に認定されました。

経済産業省が実施する「健康経営優良法人」の認定制度は、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を認定する制度です。
今回、富士フイルムグループ全体で、健康経営を推進しているなか、グループ各社の取り組みも評価され、認定されました。

大規模法人(ホワイト500)

[画像]健康経営優良法人(ホワイト500)
  • 富士フイルムホールディングス株式会社(6年連続。富士フイルム、富士フイルムビジネスイノベーション含む)
  • 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社
  • 富士フイルムシステムサービス株式会社
  • 富士フイルムマニュファクチャリング株式会社

大規模法人

[画像]健康経営優良法人
  • 富士フイルムシステムズ株式会社
  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社
  • 富士フイルムソフトウエア株式会社
  • 富士フイルムメディカル株式会社
  • 富士フイルム和光純薬株式会社
  • 富士フイルムヘルスケア株式会社
  • 富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社
  • 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社
  • 富士フイルムサービスクリエイティブ株式会社
  • 富士フイルムサービスリンク株式会社

中小規模法人 (ブライト500)

  • 富士フイルムエンジニアリング株式会社
  • 富士フイルム九州株式会社
  • 富士フイルムメディアマニュファクチャリング株式会社
  • 富士フイルムグループ健康保険組合
[画像]健康経営優良法人(ブライト500)

中小規模法人

  • 富士フイルム知財情報リサーチ株式会社
  • 富士フイルム静岡株式会社
  • 富士フイルムフォトマニュファクチャリング株式会社
  • 株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー
  • 株式会社富士フイルムメディアクレスト
  • 富士フイルムロジスティックス株式会社
  • 富士フイルムプリンティングシステムズ株式会社
[画像]健康経営優良法人

三重とこわか健康経営大賞2022 富士フイルムマニュファクチャリング鈴鹿事業所

富士フイルムホールディングス株式会社、富士フイルム株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が「スポーツエールカンパニー2022」に認定されました。

「スポーツエールカンパニー」とは、従業員の健康増進のためにスポーツ活動に積極的に取り組んでいる企業に認定する制度です。従来から全社ウォーキングイベント(歩活・健保主催)、富士フイルムグループ7つの健康行動の1つとして「1日30分以上歩く」運動習慣の定着など、会社、事業所全体でスポーツ活動に取り組んできた実績があり、これらの点が評価されました。

[画像]スポーツエールカンパニー
  • * 「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。