富士フイルムグループでは、「労働安全は生産活動の原点であり、前提条件である」という考えの下、安全最優先で従業員の労働安全の確保に努め、安全衛生関連の諸法令の順守を徹底しています。労使での安全巡視や社外の専門家を交えた職場点検や改善、設備の設計・導入・稼働までの各段階における安全審査、災害防止活動など、事業所ごとで定められた安全方針に基づき整備を行い、従業員への啓発も随時行っています。これらの取り組みにより、労働災害の発生件数を業界水準以下に抑えています。
労働安全衛生活動 | 活動の詳細 |
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安全衛生教育 | 安全衛生教育 [PDF] |
生産現場での労働災害未然防止 | 危険予知(KY)教育 [PDF] |
危険体感教育 [PDF] | |
化学物質による事故・災害を防ぐ活動 | 独自のSDSを活用 [PDF] |
社内表彰によるモチベーションアップ | 安全表彰—「年度表彰」と「特別表彰」 [PDF] |
メンタルヘルス、長時間労働対策など | 健康経営の主な取り組み(メンタルヘルス対策、長時間労働対策) |
自然災害対応 | 大規模自然災害への取り組み [PDF] |
2022年5月、富士フイルム富士宮事業場は、日本化学工業協会が実施する「日化協 安全表彰」において安全優秀賞を受賞しました。
富士宮事業場では、「かもしれない」の観点を盛り込むことで、事前に危険源を抽出し対策を講ずる「深耕リスクアセスメント」を推進しています。「深耕リスクアセスメント」とは、従来のリスクアセスメントに現場で起こり得る懸念がある「懸念労災」と、現場に居合わせた従業員の体格や体力、そのときの行動や状況などの「留意事項」を総当たりで掛け合わせることで、従来の3倍以上のリスクを抽出することができ、それらの抽出したリスクを解消するための危険源撲滅活動です。
そのほか、作業者の危険予知能力(危険感度)を高める「KY感度養成教室」の開設や、従業員一人ひとりの安全意識向上と、各職場の積極的な安全活動を促す事業場一体活動「セーフティーパワーアップ活動」の推進により、安全な職場環境構築に取り組んでいることが評価され、今回の受賞となりました。
ISO9001・ISO14001・ISO27001・OHSAS18001(ISO45001)登録証の認証取得状況を紹介します。