社会的背景・課題
企業が社会の一員として存続し、発展していく上では、多様なステークホルダーの期待に応え、社会の信頼を得ることが不可欠です。企業が社会的責任を果たし、持続的成長と長期的な企業価値向上を図るためには、透明性や公平性を重視した社会規範に沿った事業活動を行うとともに、経営環境の変化に合わせて自社の成長や企業価値向上に役立つ迅速・果断な意思決定と執行を行うコーポレート・ガバナンスの充実に取り組む必要があります。
Sustainable Value Plan 2030で目指すもの
「ガバナンス体制の改善と堅持」
富士フイルムグループは、企業理念と「オープン、フェア、クリアな企業風土」を掲げるビジョンの下、誠実かつ公正な事業活動を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を図るとともに、社会の持続的発展に貢献することを目指しています。SVP2030では、そのすべての基盤となるコーポレート・ガバナンスを、改めて重要な課題として位置づけ、内部統制と監査体制を強化することで、より強固なコーポレート・ガバナンス体制の構築と維持継続に取り組みます。