2030年目標 | 2023年度の主な活動 | 自己評価 |
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オープン、フェア、クリアな企業風土のさらなる浸透により、不祥事・重大法令違反ゼロを目指す |
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サステナビリティ、社会における価値向上のための施策、DX戦略、人材戦略など、中長期的課題について取締役会審議のさらなる充実と経営の意思決定の透明性向上
富士フイルムホールディングスは、2017年9月にグループ各社の監査組織を統合したグローバル監査部を設置し、連結子会社を直接監査する体制を構築しました。これにより、各社の情報の一元化、迅速な報告・対処、分散していた監査人材の有効利活用などが実現。当社およびグループ会社の業務の適正性について評価・検証しています。
監査においては、ITを高度に活用し監査力強化と監査マネジメント強化に努めています。例えば、販売・経費等のデータや貸借対照表・損益計算書データのトレンド分析による異常値や数値悪化の検知、監査タイミングに合わせたメールフォレンジック監査と、監視強化を要する子会社への定常的なメールフォレンジック監査、監査の進捗管理や発見事項に対する被監査各社の改善活動進捗のモニタリングなどを行っています。なかでも「メールフォレンジックシステム」は、一般的には、非常時に外部機関に業務委託することが多く、通常の内部監査にはあまり使われていないものです。しかし当社では、自社のAIなど社内の仕組みを活用して独自のシステムを開発、より詳細な社内情報と組み合わせて解析することで精度を向上させています。このシステムの活用により、不正の兆候や問題点の発見に加え、組織風土の把握も可能となっています。日本での導入に続き、海外にも順次システムの適用を進めています。
富士フイルムグループは社会情勢、事業内容の変化に伴い、企業行動憲章・行動規範を見直しています。改定はグローバルな視点で行い、各国の従業員がこれらを正確に理解できるよう、全24言語で周知しています。また、2024年1月には、グループパーパス制定に伴いトップコミットメントを更新しています。なお企業行動規範に違反した従業員については、違反内容に応じて、処分が検討され、実施されます。
ヘルスケア事業については、社会および各国の規制当局から、より高い倫理性、透明性、公正な事業活動が求められていることを認識しています。これを踏まえ、2020年7月、適切な事業活動を推進するために順守すべき事項を定めた「富士フイルムグループ グローバルヘルスケア行動規範」を制定しました。また、2024年1月には、グループパーパス制定に伴い、前文を改定しています。
取り組みの詳細はサステナビリティレポートをご覧ください。
活動内容 | サステナビリティレポート | その他の関連資料リンク |
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リスクマネジメントのための取り組み | 関連資料・データ:コンプライアンス&リスクマネジメント [PDF: 3.61MB] | コンプライアンス&リスクマネジメント |
コンプライアンス推進のための取り組み
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関連資料・データ:コンプライアンス&リスクマネジメント [PDF: 3.61MB] | コンプライアンス&リスクマネジメント |
腐敗(贈収賄)防止 | 関連資料・データ:コンプライアンス&リスクマネジメント [PDF: 3.61MB] | |
反競争的行為等の防止 | 関連資料・データ:コンプライアンス&リスクマネジメント [PDF: 3.61MB] | |
ヘルスケア事業に関する法令遵守 (医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律) |
関連資料・データ:コンプライアンス&リスクマネジメント [PDF: 3.61MB] | |
輸出入管理 | 関連資料・データ:コンプライアンス&リスクマネジメント [PDF: 3.61MB] | 安全保障輸出管理方針 |
情報セキュリティ・個人情報保護 | 関連資料・データ:コンプライアンス&リスクマネジメント [PDF: 3.61MB] | 情報セキュリティ基本方針 情報セキュリティ報告書 富士フイルムグループ 行動規範:人権の尊重(プライバシーの保護) 富士フイルムグループ 行動規範:会社資産・情報の保全、保護(個人情報の保護) 富士フイルムグループ調達方針:調達におけるお取引先へのお願い |
大規模自然災害対応 | 関連資料・データ:コンプライアンス&リスクマネジメント [PDF: 3.61MB] |