CSRマネジメント

ステークホルダーとのコミュニケーション

企業はさまざまなステークホルダーと関わりながら活動を行っており、それぞれのご意見や期待を受け止めることが重要です。富士フイルムグループでは、適切に情報を開示するとともに、事業活動がステークホルダーの皆さまの要請や期待にこたえているかを、さまざまな機会を通じて検証し、活動に反映させています。また、CSR活動推進にもステークホルダーの皆さまのご意見を反映させるため、サステナビリティレポートでのレビューを行っています。

活動全体に関するご意見に加え、「環境」「働き方」などの重点課題に関しては、個別に社外の方にレポート原稿とともに活動内容を説明し、評価やアドバイスをいただいています*。自社の振り返りに加えて、社外の方からご意見をいただくことで、活動を見直すよい機会となっています。今後もより良い活動とするため、継続していく予定です。

* OPINION(第三者意見)

トピックス
ステークホルダーへの環境活動情報の発信

富士フイルムグループは地域社会の一員として、自社の環境保全活動について情報公開を行うとともに、地域住民の方々から意見をいただく場を設けています。富士フイルム富士宮事業場では、富士宮市大中里地区の住民を対象に「環境対話集会」を毎年開催しており、2018年度は中学生20人を含む約50名が参加し、活動報告や意見交換、施設見学を行いました。そのほか、神奈川事業場や吉田南事業場、神奈川県開成地区でも環境報告会を毎年開催しており、中でも開成地区では、富士フイルム、富士フイルムビジネスイノベーション、富士フイルムテクノプロダクツ、富士フイルムビジネスイノベーションマニュファクチュアリングの4社合同で意見交換も含めた報告会を行っています。

また、神奈川事業場は、長年取り組んできた環境活動が高く評価され、全国11会場で開催された「公害防止管理者リフレッシュ研修会」(主催:一般社団法人産業管理協会、後援:環境省)において地域の水を守る取り組みについて講演を行いました。今後も事業場の環境活動をさらに強化するとともに、社外への情報公開・発信を積極的に行っていきます。

富士宮事業場の「環境対話集会」

開成地区の意見交換および環境報告会の様子