技術革新とグローバル化で企業競争が激化する中、企業が持続的に成長していくためには、業務の効率化とともに多様な人材を生かし、一人ひとりの個性や創造性を発揮できる“働きがい”のある環境の提供が求められています。そのためには、時間、場所、言語、性別、年齢や障がいの有無といった様々な制約から解放されたコミュニケーション環境、ライフスタイルの変化に合わせて選択できる労働環境など、新たな働き方に対応する仕組みの構築が必須です。
また、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大に伴い、急速に導入されたリモートワークの中、在宅業務における不安や孤独といったコミュニケーション上の新たな課題も生じています。
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働きがいにつながる環境づくり
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多様な人材の育成と活用
富士フイルムグループは、紙情報と電子情報との融合、クラウドサービスやモバイルソリューションとのシームレスな統合により、デジタルデバイドを意識することなく、誰もが容易に様々な形態の情報にアクセスし共有できる環境を実現し、あらゆる場所でのサービスのあり方や働き方の可能性を広げてきました。コロナ禍で急速に働き方変革が進む中、今後より一層、AIやIoTなどの最新技術を活用することで、ポストコロナの世界における新たなコミュニケーションのあり方や働き方を支援し、「サステナブルで働きがいのある社会」の実現を目指していきます。
一方、グループ内の各従業員の成長・能力の発揮が、自社のみならず事業を通じて社会の発展にも貢献するとの考えのもと、多様な従業員が活躍できる仕組みづくりも進めていきます。
2030年目標
働く人の生産性向上と創造性発揮を支援するソリューション・サービスの提供による、組織と社会のイノベーション創出への貢献
2030年目標
多様な従業員が活躍できるための仕組み・職場作り
- 富士フイルムグループの基幹ポストにおける外国人の比率 35%
- 富士フイルムグループの役職者に占める女性の比率 25%
- 国内富士フイルムグループの役職者に占める女性の比率 15%
- グループ算定特例による障がい者雇用率(日本国内) 2.35%*1
- 育児休職からの復帰3年後の定着率(日本国内) 100%
- 介護休職からの復帰3年後の定着率 100%