富士フイルムホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、このたび、経済産業省が東京証券取引所および独立行政法人情報処理推進機構と共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2024」*1における「DX注目企業2024」に選ばれました。
富士フイルムグループは、グループパーパスである「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」の実現に向け、多様な「人・知恵・技術」の融合やさまざまなステークホルダーとの共創によるイノベーション創出を、デジタルによって加速させています。DXのさらなる推進により、2030年度までにより多くの製品・サービスを持続可能な社会を支える基盤として定着させ、イノベーティブなお客さま体験の創出と社会課題の解決に貢献し続けることを目指し、DX活動を推進しています。
今回、特に以下の取り組みが高く評価され、「DX注目企業2024」に選定されました。
- トップダウンのガバナンスとボトムアップの現場起点・現場主導の両輪で行う一貫性の高い全社規模のDX推進体制。
- AI技術を活用した健康診断センター「NURA」の展開と、その健診データ利活用を実現するためのプラットフォーム構築による、新興国などの疾病予防対策における貢献。
健診センター「NURA(ニューラ)」について - 経営情報分析システム「One-Data」によるグループ全体の「連結経営KPI」の進捗状況可視化。それに伴う販売、調達、生産など現場でのデータ活用強化とグローバル連結経営管理の迅速化による生産性向上。
経営情報分析システム「One-Data」について
富士フイルムグループが目指すDX
富士フイルムグループは、DXで目指す姿を明文化した「DXビジョン」を2021年に制定しました。また、代表取締役社長CEOをトップとしたグループ横断のDX推進体制も始動。経営によるトップダウンのガバナンスを効かせながらも、ボトムアップの現場起点・現場主導を重視しています。
「人の知恵とデジタルの高い次元での融合」を念頭に3つのDX行動規範を掲げ、DXビジョンの実現を加速していきます。
3つのDX行動規範
デジタルで表現
お客さまや業界のウォンツを理解し、お客さまや業界と富士フイルムの現場の間、富士フイルムのあらゆる現場間の業務をデジタルで表現*2する
トラストの実現
お客さまや業界の現場で求められるトラスト*3をデジタルプラットフォームで実現する
現場間連携
お客さまや業界と富士フイルムの現場間、富士フイルムのあらゆる現場の間にある業務を適正に連携し、双方の満足度を高める
富士フイルムグループは、今後もDXにより革新的な製品・サービスを創出するとともに、それらの製品・サービスを通じて顧客が得る価値を継続的に高めていきます。さらに、お客さま、パートナーを含むさまざまなステークホルダーとともに、富士フイルムグループ単独では創出できない価値を共創することで、社会課題の解決に貢献していきます。
お問い合わせ
富士フイルムホールディングス株式会社
ICT戦略部
fh-dx_program_office@fujifilm.com