富士フイルムホールディングス

取締役会の実効性に関する評価結果の概要

2021年4月2日
富士フイルムホールディングス株式会社

当社は、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上、社会の持続的発展への貢献のための基盤として、コーポレートガバナンスを経営上の重要な課題ととらえ、2015年10月にコーポレートガバナンス・ガイドライン(以下「ガイドライン」といいます。)を制定・公表し、その後も、東京証券取引所のコーポレートガバナンス・コードの改定や当社のコーポレートガバナンス強化方針を反映した内容に改定してきております。

ガイドラインにおいては、取締役会の役割・責務として、経営の基本方針、戦略および重要な業務執行にかかる事項の決定ならびに業務執行の監督を規定し、その実効性を担保するために、各取締役・監査役による評価・意見聴取などを実施し、取締役会で分析・評価・改善策を審議したうえで、その結果の概要を開示することとしております。なお、透明性・客観性の確保を目的として、2020年4月公表分より定期的に、外部機関へアンケート作成および評価分析の一部を委託しております。

このたび、2020年に開催された取締役会について実効性の評価を実施し、その結果が取締役会において報告・審議されました。以下のとおり、評価結果の概要を公表いたします。

  1. 実施内容
    【評価対象】 : 2020年1月から12月までに開催された取締役会(計11回)
    【評価者】 : 全ての取締役および監査役(計15名、12月末時点在任)
    【実施期間】 : 2021年1月から3月まで
    【概要】 : 評価項目
    ・昨年からの改善状況について(新規評価項目として今回より追加)
    ・経営基本方針・戦略の決定、および重要な業務執行にかかる決定・監督の議案審議に関する項目
    ・取締役会の構成、審議および運営に関する項目
    【概要】 : 評価方法
    ・設問および自由記入によるアンケートの後、アンケートの集計結果を踏まえた個別インタビューを実施し、取締役会にて報告・審議。
  2. 分析および評価結果
    ・経営基本方針・戦略の決定、および重要な業務執行にかかる決定・監督において取締役・監査役が重要視する要素・観点について、取締役会で十分に議論がなされており、取締役会はその役割・機能を適切に果たしている。
    ・取締役会の構成は適切であり、その運営はよく管理されている。取締役・監査役への事業説明、議案説明が十分に行われ、取締役会における審議の質の向上に寄与している。
    ・当期に実施したバイオCDMO事業に関する社外役員向け説明会において、前期に買収したデンマーク拠点のPMIに関する報告・情報共有も行われ、社外役員の理解の深化に繋がり、取締役会の議論の活性化に役立っている。
  3. 実効性向上に向けた施策
    今回の実効性評価の結果を受け、以下のような施策を講じることで、取締役会のさらなる審議の充実と実効性の向上に努めてまいります。
    ・中長期的な経営課題やSDGsの取り組みについて取締役会で議論・報告する機会をさらに増加する。
    ・取締役会で決議した重要なM&AのPMIや設備投資の投資効果について、取締役会に報告することを制度化する。
    ・取締役会における議論の活性化、審議の質の向上のため、社内議論の過程に関する情報提供を増加させる。
    ・当期はコロナ禍のため実施できなかった社外役員の事業場視察をWEBの活用などにより実現させ、現場の情報に触れることを通じて社外役員の当社経営および事業に対する理解をさらに深化させる。

以 上