富士フイルムグループは、2017年8月にCSR計画「Sustainable Value Plan(サステナブル・バリュー・プラン)2030(SVP2030)」を発表しました。2030年度をゴールとする長期目標であり、富士フイルムグループが持続的に発展していくための経営の根幹をなす計画です。富士フイルムグループはSVP2030の下、革新的技術・製品・サービスの提供などで、事業活動を通じた社会課題の解決により一層取り組み、サステナブル社会の実現にさらに貢献する企業を目指しています。
SVP2030 重点課題の位置づけ
SVP2030 重点分野/重点課題(マテリアリティ)
SVP2030の特徴
- 長期目標(2030年度)の設定
・社会課題の解決を長期視点でとらえ、全社員のイノベーションにより、社会へ変革を促す企業を目指す。
・国際的な社会課題の目標(パリ協定、SDGsなど)の基準年である2030年をターゲット年度とする。 - 地球規模の環境課題は、2030年度に向けた数値目標を設定
- 「環境」「健康」「生活」「働き方」の4分野に「サプライチェーン」「ガバナンス」を加え、15重点課題を設定
・「事業を通じた社会課題の解決」と「事業活動により生じる負荷の軽減」の両面を考慮し、重点分野を再設定した。
・グローバル企業として、社会や顧客から、サプライチェーン全体にわたるCSR視点(環境・倫理・人権等)での管理強化を求められており、「サプライチェーン」を重点分野に据えた。
・オープン、フェア、クリアな企業風土のさらなる浸透を目指し「ガバナンス」を重点分野に加えた。