CSR活動報告

サプライチェーン

環境・倫理・人権等のCSR基盤をサプライチェーン全体にわたり強化する

CSR基盤をサプライチェーン全体にわたり強化 [重点課題]
2030年目標 2023年度の主な活動 自己評価
環境、倫理、人権を考慮した持続可能な調達の実現
  • サステナビリティに関するセルフチェック
    回答社・拠点数/回答回収率:995社・1,493拠点/96%
    適合率90%以上の社数の率:69%
  • セグメント別3TG鉱物調査回答回収率/RMAP認証製錬所比率
    エレクトロニクス:87%/97%
    ビジネスイノベーション:99%/63%
    イメージング:82%/64%
  • 富士フイルムビジネスイノベーションでEcoVadisからプラチナ評価、富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ静岡工場と、FUJIFILM Manufacturing Hai Phong(ベトナム)でRBAプラチナ認証取得
今後の活動&目標

全世界の喫緊の課題である、気候変動をはじめとする環境課題の解決のためには、当社だけでなくサプライチェーン全体で、GHG排出削減やエネルギー使用量の削減など、気候変動対策に取り組む必要があります。調達先での課題解決に向け、富士フイルムグループは保有する省エネルギーなどに関する技術や知見を活用した支援を行うなど、今後も調達先との連携を進めていきます。また、当社グループでは、サプライチェーンにおける人権尊重の取り組みを強化しています。調達先への当社CSRの考え方の周知やサステナビリティに関するセルフチェックの実施にとどまらず、見出したリスクに対して調達先へフォローアップを実施するなど、より実効性の高い取り組みを進めています。富士フイルムグループは、サプライチェーンで働く人々の人権が尊重されることで、生産性やモラルが向上し、それが結果として良質な製品やサービスの提供、イノベーションの創出につながると考えています。リスクの側面からだけでなく、ポジティブな側面からもCSRに取り組むことで、調達先とともに継続して発展することを目指します。

サプライチェーンマネジメント

富士フイルムグループのサプライチェーンマネジメントの取り組みをご紹介します。

人権尊重への取り組み

人権の尊重はビジネスの基盤であることを認識し、日々の活動において実践に取り組んでいます。

関連資料・データ
項目 リンク
サプライチェーンマネジメント(含む紛争鉱物への取り組み) サプライチェーンマネジメント [PDF: 3.61MB]
人権の尊重 人権 [PDF: 3.61MB]
生物多様性の保全 生物多様性 [PDF: 3.61MB]
サプライチェーンに関するCSR活動の全体像

富士フイルムグループの「SVP2030」重点課題、およびその他のCSR活動をサプライチェーンの観点でまとめると下図のようになります。

調達から廃棄・回収までの各サプライチェーンにおいて、当社グループのSVP2030のそれぞれの重点課題が密接に関わっている
分野 重点課題
SVP2030重点分野:環境 重点課題1:気候変動への対応 詳しく見る
重点課題2:資源循環の促進 詳しく見る
重点課題3:生物多様性の保全 詳しく見る
重点課題4:製品・化学物質の安全確保 詳しく見る
SVP2030重点分野:働き方 重点課題2:多様な人材の育成と活用 詳しく見る
その他のCSR活動:社会貢献   詳しく見る
その他のCSR活動:顧客対応   詳しく見る