富士フイルムホールディングス

CSR活動報告│新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への取り組み

迅速な診断と病状の管理をサポートする超音波診断装置

様々な現場で肺の重症度を診断し早期対応につなげる

COVID-19対応に役立つ各種情報をまとめたFFSSのウェブサイト(上)と急増する製品の出荷作業にあたる従業員(下)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、主に病気の初期段階で患者の肺を攻撃し、数分から数時間で急速に症状が悪化する可能性があることから、肺の合併症状の早期発見と管理が極めて重要です。

超音波検査は、患者の身体的負担が少ない低侵襲な検査で、その場で体内状態を映像として観察できるのが特徴です。COVID-19に典型的な超音波所見を探したり、重症度の見極めにより患者の最適な治療計画を決定したりすることができるため、全世界的な新型コロナウイルス感染症の拡がりで、世界各地の医療機関での需要が急速に高まっています。特に携帯型超音波診断装置POCUS(ポイントオブケア超音波)は、患者がいる場所ならどこへでも運んで速やかに検査できるため、容体急変時などの迅速な診断が可能です。

FUJIFILM SonoSite, Inc(.FFSS)の超音波診断装置は耐久性、信頼性、操作性といった特長で知られているほか、持ち運びにも優れ、除菌のしやすい設計となっていることから、最前線で働く世界中の医療従事者から高い評価を受けています。またFFSSは、詳細な教育素材によるサポートを行っており、COVID-19の合併症に対して、超音波診断装置を使用して診断・管理する手順を示したガイドブックを発行しました。さらにCOVID-19感染者のケアを支援する各種の説明書やビデオなどの教育素材も提供しており、これらはFFSSのオンラインリソースセンターのウェブサイトから入手することができます。

POCUSは今回のコロナ禍において、幾度となくCOVID-19の患者の病状を管理するための有力な手段となっています。依然世界で猛威を振るっているCOVID-19ですが、当社グループは、このパンデミックから人々の命を救うために、働き続ける医療従事者をサポートし、ともに努力を続けていきます。

※ 本ページは、サステナビリティレポート2020から一部抜粋したものを掲載しています。